鉄のフライパン「リバーライト極」、2015年に購入したのですがその時は上手に使いこなせず、挫折。結局シンクの下で何年も放置状態でした。
手軽で便利なコーティングフライパンを使ってきたけど、この先もずっと買い替え続けるのは面倒だし、愛着のある道具をながく使うのっていいなと思う。
もう一度鉄のフライパンに再挑戦してみることにしました!
久しぶりにシンクの下から出した「リバーライト極」の使い心地をレビューします。
久しぶりに出した鉄のフライパン
購入したのは2015年です。
当時、私はひどい貧血で、鉄のフライパンのメリットのひとつ「鉄分補給」が目的でこのフライパンを使い始めました。でも、残念なことにまったく使いこなせず、早々にお蔵入り状態に。鉄のフライパンあるあるの焦げ付きにウンザリしたのが原因でした。
2015年購入
「リバーライト極 ROOTSフライパン26㎝」
何年かぶりに出したフライパンです。
シンクの下に適当に保管していましたが、錆付きは見当たりませんでした。
上手に扱えなかったのはなぜ?
以前、上手に扱えなかった原因ですが、ズバリ「油返し」をしていなかった のが原因です(;’∀’)
ズボラでめんどくさがり屋な私、正直、適当に使っていました。油返しって何?ぐらい適当でした。それでは、上手く使いこなせるはずがないですよね・・・
なので、調理スタートする前に、まず「油返し」をしましょう。
この作業が鉄のフライパンにありがちな焦げ付きを防いでくれます。
- 中火でフライパンを熱する。
- フライパンが温まったら、油を多めに投入。
- 油の表面がフツフツしてきたら、フライパンから油をオイルポットに戻す。
調理のたびに、毎回「油返し」をすることでフライパンに油がどんどんなじんでいきます。
鉄のフライパンを使い始めて3週間
使い始めて3週間、目玉焼きを焼いてみました。焦げ付きはほとんどありません。
手強い餃子も焼いてみましたが、皮が剥げてボロボロなんてことはなくパリッと仕上がりました。
今のところ、ストレスフリーで使えています。
こんなことなら、もっとはやく鉄のフライパンに変えればよかったと思っています。
お手入れ
使った後は、すぐにお湯とタワシで洗って、軽く乾かして終わりです。フライパンに油を塗ったりはしていませんが、錆付きはありません。
コーティングフライパンは、「使った後すぐに洗ってはダメ」「スポンジで優しく洗う」などのコーティングの劣化を防ぐ取り扱いが必要。それにくらべて気楽にガシガシ洗える鉄のフライパン、ズボラな私には快適です。
鉄のフライパンのメリット
- 強火で調理ができる。
- 鉄分を摂取できる。
- 頑丈なので大切に扱えば半永久的に使用できる。
コーティングフライパンでは強火の調理はコーティングの劣化に繋がるのでNGだけど、鉄のフライパンは強火OKなので炒め物やステーキが美味しく仕上がります。
さらに、定期的に買い替える必要がないのは大きいメリット。お財布にも環境にもやさしいといえるのではないでしょうか。
鉄のフライパンのデメリット
- 使用する油の量が多い
鉄のフライパンを使い始めて約1ヶ月経ちました。
コーティングフライパンに比べると、調理に使用する油の量はかなり多めです。
今は油の量を減らすと焦げ付きに繋がってしまいますが、もっと使い込んでフライパンにしっかり油がなじめば、油の量を減らしても焦げ付かないらしいです。ホントですか?と疑いつつそこ目指して育ててみます。
【追記】鉄のフライパンを使い始めて4カ月
使い始めた頃に比べると、少ない量の油で調理出来るようになりました。
「油返し」を毎回しなくても焦げ付きなしで調理できたりもします。
目玉焼きなら、小さじ1の油で焦げ付きなしで調理出来ます。そのポイントはしっかりフライパンを温めてから調理を開始すること。余熱が足りないと焦げ付きの原因になります。
そんな感じで我が家の鉄フライパンは順調に育っております。
リバーライトの特徴
リバーライト極は、窒化鉄フライパンです。
窒化とは・・・窒素と鉄を反応させて、鉄の表面を窒化化合物の層に変化させる加工。
この窒化層によって鉄の表面は硬く錆付きにくい性質に変化します。
コーティングで錆止めを行っている通常の鉄のフライパンとは違って空焼き作業は必要ありません。
- 錆に強い
- とても頑丈(通常の鉄の約5倍の硬さ)
- 通常の鉄フライパンに比べて焦げ付きにくい
窒化処理によって表面には小さな凹凸が出来るので、油なじみがよく焦げ付きも軽減されることになるんです。
- 通常の鉄フライパンに比べて価格が高め
窒化処理の工程が増えることに加えて、窒化鉄の素材になる鉄の値段も高いというのが原因のようです。
おすすめのフライパン
「リバーライト極」は私が購入した当初(2015年)でも口コミは高評価が多い商品でしたが、今も変わらず人気のフライパンです。
思っていた以上に鉄フライパンの使い心地がよいので、サイズ違いのフライパンも購入予定です。
リバーライト極PRO
基本ベースは極Japanフライパンシリーズと同じで、鉄厚を3.2mmにしたことでプロレベルの焼き上がりを体験できます。
ダクタイルパン
私の購入候補の一番手はこれ。人気のフライパンです。